ごみを増やさないようにするために、個人レベルで意識していこう!という取組みとして、最近よく用いられる"3つのR"の説明です。
ごみを減らすために最も重要で効果があるのは、簡単に言えば「ごみを出さないこと」です。
そのために、いらないものは初めから買わない、使い捨ての製品などはあまり利用しないように気をつけなくてはいけません。
簡単なことに思えますが、実際の生活の中で考えると、周りには使い捨てるためのものが溢れており、その代表として買い物時のビニール袋があります。
最近は増えてきた「エコバッグ」も、常に持ち歩く習慣がなければ意味がありません。
まずは、エコバッグを持ってから外出して、身近なゴミを減らしましょう。
いらなくなったものを捨てる前に、まだ別の利用法がないかを考えることも重要です。
たとえば、裏の白い広告用紙をメモ用紙として再利用するのは一番身近な方法だと思います。
再利用とは広い意味でリサイクルと同様に用いられますが、もっとつっこんで考えると、再利用とはそのままの形で別の利用法によりその製品を活用するもので、リサイクルとは原料や材料として活用するものを言います。
そして、最後がリサイクルとなります。
リサイクルするためには回収の負荷や原料化してもう一度製品を作り直す負荷など、上記の2つに比べれば時間と労力とエネルギーがかかります。
しかし、ごみとして排出し処分することを考えれば、環境負荷の小さい仕組みでもあります。